こんにちは、ヨウハ(@Yo_u_ha22)です。
先日、話題のデジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆を見てきました。
私は23歳でアドベンチャーリアタイ世代ではないですが、アドベンチャーからクロスウォーズまでアニメ、劇場版とともに鑑賞済みです。
割とデジモン好きではあると自負しています。
結論から言うと65点って感じでした。
結構色々言いたい点がありますがTwitterだとネタバレが怖いのでブログに書きなぐろうと思います。
タイトル
Free!の映画か?????って思ってしまったこのタイトル。
普通にデジモンアドベンチャーLAST EVOLUTIONで良いじゃん。。。
ストーリー
デジモン研究者で元選ばれし子供たちのメノア・ベルッチと、大人になるとパートナーデジモンとの別れが訪れるというポッと出の設定がストーリーの核になります。
まず全体的な感想として”パートナーデジモンとの別れ”のゴリ推しが凄く、それがちょっと冷めてしまいました。
パートナーデジモンとの別れという苦しみを味あわせないため、精神データを楽しい記憶に閉じ込めるというメノアの行動原理は理解できるだけに、この設定がアニメ版でも触れられていれば、、、という感じです。
また、空が全く戦いに参加せず、太一たち主要キャラとの絡みも一切ないってのはどうなのという感じもしました。
太一とヤマトのように最後まで戦って別れが訪れるならまだしも、何もせずただ近く訪れる別れを待っているだけというのはなんかジメジメしすぎてて後味が悪いです。
また、02組も特に見せ場がないので別に出さなくてよかったような気もします。
あとは冒頭でデジモンを凶暴化させるオーロラや太一が使おうとしたVRゴーグルみたいなアイテムなど、複線かと思いきや放置されっぱなしのものもあります。
エオスモン
今回の敵デジモンであるエオスモンですが、蝶とウサギ?の合いの子みたいな感じのデジモンです。
ビュンビュン動くせいでどんな形なのか終盤まで良く分かりませんでした。
人間の精神データをデータに変換するという能力を持っていますが、なんか取ってつけた能力すぎて魅力が感じられません。
メノアを取り込んだ最終形態はなかなかカッコよかったと思います。
容赦なくオメガモンを切り刻んでいくシーンは好きでした。
メノアのパートナーデジモンは不細工なテリアモンに蝶をくっつけたようなひっでぇデザインでした。
アグモン、ガブモンの最終進化
もう本当に酷い。
シャイングレイモン・オッサンフォームとν(ニュー)ヴォルフモンって感じです。
そもそも劇中に一度もウォーグレイモンとメタルガルルモンが出てこないのになんで新進化を出したのか。。。
デジモンアドベンチャーを知っている人からしたら何でいつもの究極体出さないの?って感じだし、知らない人には友情パワーでいつもと違う進化をしたってのが伝わらないしで意味が分かりません。
そして何故中途半端に既存のデジモンのデザインに寄せたのか。。。
こいつらのせいで萎えてしまって結局泣く事もできず微妙な気持ちでエンドロールを迎えました。
作画
作画は劇場作品らしく良かったです。
特に冒頭のパロットモンとの戦闘は迫力があって良かったんじゃないでしょうか。
エンジェウーモンまじ天使!って感じです。
キャラの作画も安定していたと思います。
光司郎が終始ヤンデレ目だったのがジワジワ来ましたがそのうち慣れました。
まとめ
今作を見て、私はデジモンのアニメが好きなのではなくデジモンが好きなんだということを改めて実感しました。
キャラの成長がどうこうとか人間関係がどうこうよりも、デジモンがたくさん出てかっこよく戦ってくれればそれで満足なんです。
最初に65点と言いましたが、インペリアルドラモンが出てきてたら80点って言ってたと思います。
デジモンアドベンチャーに思い入れがある方はそれなりに楽しめるんじゃないかと思いました。
4月から始まるリメイク版はデジモンがたくさん出てくるので楽しみにしてます。
最後に、この映画がいまいちだった人も感動した人も、是非ゲームのデジモン サイバースルゥースをプレイしてください。。。
ストーリーも最高だしデジモンもいっぱい出てきます。。。