こんにちは、ヨウハ(@Yo_u_ha22)です。
今回は僕が大好きなアーティスト、植田真梨恵さんを紹介していこうと思います。
どれも素敵な曲ばかりですが、今回はとっかかかりとして僕がyoutubeにMVがある曲の中から5曲ピックアップして紹介させて頂きます。
植田真梨恵さんについて
曲の紹介の前にまずは植田真梨恵さんの簡単な紹介から入ろうと思います。
植田真梨恵さんは福岡県久留米市出身、大阪府在住のシンガーソングライターです。
5,6歳のころから歌手になりたいという夢があり、中学校卒業とともに大阪に移り本格的に歌手活動を始めたそうです。
その後インディーズで精力的に活動を続け、2014年にシングル「彼に守ってほしい10のこと」でメジャーデビューしました。
また、人気の音楽ゲームアプリ「SHOW BY ROCK!!」と楽曲のタイアップを行っており、ゲーム内のバンド「しにものぐるい」のボーカル「まりまり」は植田真梨恵さんがモデルになっています。
僕もこのアプリをプレイしていて植田真梨恵さんの曲に出会い、一気に引き込まれてライブなどにも参戦するようになりました。
彼女の歌声はとてもエネルギッシュで感情を爆発させるように歌う様は圧巻です。
見た目は華奢で美人さんなのに一度歌い出せばその歌声で一気に会場の雰囲気を持っていきます。
彼女のライブを生で見れば確実に彼女の魅力の虜になるでしょう。
それでは彼女の曲を紹介していきたいと思います。
心と体
まずはこの曲から。
植田真梨恵を語る上で絶対に避けては通れない屈指の名曲、「心と体」です。
激しいバンドサウンドに乗せて感情を剥き出しに歌い上げる、エモーショナルなロックです。
ラブソングですが少し病んでるというか狂気的な面が見え隠れする歌詞が胸に刺さります。
不安で不安で不安で不安で不安で不安だ
という少し不穏な歌詞とブリッジミュートの刻みで静かに曲が始まります。
そこからBメロでだんだんと盛り上がり、サビで一気に爆発します。
サビの突き刺すような高い歌声に感情を揺さぶられます。
また、この曲で注目して欲しいのがベースです。
曲中を通してメロディアスに動き回るベースが裏メロ的な役割を果たして歌メロをより引き立てています。
全体的にギターもキーボードもシンプルなバッキングに徹しているのでベースが曲をリードしているように感じると思います。
この曲は是非ライブで聴いて欲しい曲です。
アコギ一本の弾き語りでもその迫力に圧倒されること間違いなしです!
ザクロの実
次はこの曲。
ドラム、ベース、ピアノで奏でるピアノロックです。
明るくアップテンポな曲調の中にも切なさが見え隠れします。
大切な人を失ってしまったら、という内容の歌詞をザクロに絡めて表現しています。
この曲で聴いて欲しいポイントはやはりピアノです。
この曲でピアノを弾いているのは西村広文さんという方で、植田さんのサポートバンド「いっせーのーせ」の一員です。
彼はアカシアオルケスタという自身のバンドで活動する傍ら、植田さんのサポートとしてライブや作曲にも関わられています。
植田さんと西村さんのアコギとピアノの二人編成でラズワルドピアノというライブを行ったり、植田さんの楽曲において最も重要な人物と言っても過言ではありません。
そんな西村さんのピアノが炸裂しているのがこの曲です。
序盤は繊細なタッチで美しい音を響かせ、サビになると植田さんの歌声とともに一気にリズミカルなリフを奏でます。
僕はこの曲のピアノが大好きでちょくちょくOff vocalバージョンも聴くぐらいピアノが良いです。
また、ギターレスなこの曲ですが、ライブだとギターありのアレンジで演奏されます。
一味違った印象になるのでライブでも聴いてもらいたい一曲です。
ふれたら消えてしまう
3曲目はこちらの曲です。
まず最初に言わせてください。
真梨恵ちゃん可愛すぎでは?
透明感がやば過ぎるんですけど女神様か何かですかって言いたくなるほどの破壊力です。
どのMVも可愛かったりかっこよかったりしますが可愛さではこの曲がダントツです。。。
はい、それでは曲の紹介です。
良く晴れた夏の日に聴きたくなるような、爽やかで軽快な曲です。
キャッチーなメロディに合いの手のようなコーラスが入るので尚更耳に残り、つい口ずさんでしまいます。
ギターのクランチな音作りが軽快で聴いているとMVのように軽やかに歩き出したくなります。
また歌詞については、過去になったものはいつか忘れ、消えてしまうという考えがテーマにあるようです。
胸が騒いだ 強烈なこの瞬間だって ふれたら消えるのか
とてもエモい歌詞ですよね。。。
絶対に忘れないだろうと思った瞬間も、いつかは風化していきます。
何度も思い返すうちにだんだんと最初あった感動も薄れ、いつかなくなってしまう。
たしかにな、と誰もが共感する部分があると思います。
とっても切ない歌詞ですが、悲観するわけではなく前向きに歌っているのが明るい曲調から感じ取れると思います。
こういった明るいだけや悲しいだけの曲ではないところが、僕が植田さんの楽曲が好きな理由のひとつです。
センチメンタリズム
4曲目はセンチメンタリズムです。
この曲は植田さんのインディーズ時代の楽曲で、センチメンタルなリズムというアルバムに収録されています。
テンポもゆったりした明るいポップな曲調、かと思いきやサビ前のギュゥゥゥン!というピックスクラッチと共にいきなりテンポが上がって激しいロックサウンドになります。
サビの歌声のパワフルさは凄まじいです。
ライブでは終盤で歌われることが多く、植田さんはギターを置いてエネルギーを最後の一滴まで搾り出すように歌い上げます。
特にラスサビは転調して更に盛り上がるのでこれでもか!というぐらい全力な曲です。
楽器隊の演奏も気合が入ってかっこいいです。
特に植田さんの楽曲だとギターはクランチめの音作りが多いのでこの曲のようにガツンと歪ませて激しく弾く曲は珍しいです。
ギターソロがセンチメンターリーズームーズムーのメロディで始まるのがとても好きです。
余談ですがMVの
着ているものをたくし上げて
の部分で植田さんが服をまくってお腹を見せるシーンがあります。
植田さんはライブの時もよくこの部分でTシャツを捲り上げる仕草をするのですが、ちらりと見えるおへそに毎回ドキッとしてしまいます。
…はい。
気になる方は是非ライブに行ってみてください。
さよならのかわりに記憶を消した
5曲目はこちらです。
曲名からしてエモさしかないですね。
「さよならのかわりに記憶を消した」と曲名を呟くだけで辺りにエモが広がっていくレベルです。
この曲はエターナル・サンシャインという映画を題材に扱った楽曲です。
ネタバレになると良くないのでここでは内容には触れませんが、是非見て欲しい映画です。
この曲を聴いてから映画を見て、それからもう一度この曲を聴いて欲しいです。
きっと歌詞の意味がより理解できるようになり、更に心に響く歌へと変わるはずです。
僕は映画を見てボロボロ泣いて、そのあと曲を見て更に泣きました…
曲としてはピアノと歌がメインのシンプルな構成です。
音数が少ない分、歌詞と歌声に込められた感情がダイレクトに伝わってきます。
曲の構成がちょっと特殊でAメロ→Bメロ→Aメロ→Bメロ→サビ→大サビとなっています。
波の音と英語の台詞が聴こえてきて曲が始まります。
AメロとBメロは静かに、淡々と歌います。
まるで自分に言い聞かせるように、どこかうわごとの様な響きを感じます。
そしてサビにはいるとすっと波の音が響いてきます。
そして楽器が増え
君と出逢うことなど簡単だった
君と恋することなど簡単だった
君と生きていくことなど簡単だった
君と離れることとは簡単だった
と段々感情的な歌声になっていきます。
最後の大サビが終わるまで畳み掛けるように感情をぶつけてきます。
フィルムの質感で撮られたMVも相まって、一曲聴き終えると1つの映画を見終えたような気分になります。
曲中聴こえる波の音や英語の台詞、君のオレンジの髪といった一見意味の分からない歌詞なども全て意味があります。
この曲が好きになった人は是非エターナル・サンシャインも見てみてください。
あとがき
今回は植田真梨恵さんの楽曲の中からyoutubeに公式動画が上がっている楽曲を5曲ピックアップしました。
拙い紹介文ですが少しでも聴いてみようかなと思ってもらえたら嬉しいです。
他にも公式で上がっている動画はあるのでチェックしてみてください。
アルバム収録曲やカップリング曲の中にもおすすめしたい曲がたくさんあるのでそのうち記事にできたらな、と思います。
それでは、ありがとうございました。